【2024年版】媒介契約から決済まで不動産売却の流れと必要期間や内容について詳しく解説

2024-03-02

媒介契約から決済まで不動産売却の流れと必要期間や内容について詳しく解説

この記事のハイライト
●不動産会社は査定の根拠や方針、媒介契約は希望に合った売却活動で選ぶ
●拡散性の高い広告方法なら早期に成約するが、売却活動は売主の意向を有線
●相談から媒介まで約14日、売却期間は約90日、契約から決済は約30日が目安

売却の相談から売買契約を経て決済引き渡しまでには、各手続きに応じて必要な期間があります。
基本的には不動産会社が必要なタイミングでサポートしてくれますが、全体の流れや意味は理解しておきましょう。
名古屋市天白区、名古屋市緑区、名古屋市南区で不動産売却について調べている方へ、一連の売却活動に関する情報をお届けします。

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不動産売却する際の媒介契約締結までの流れ!

不動産売却する際の媒介契約締結までの流れ!

売却依頼の媒介は、不動産会社の数や売却活動の内容によって適したものを選びます。

不動産を売却する際の流れ!査定依頼から媒介契約まで

不動産を売却する際に必要なのは、売却価格と不動産会社の選定です。
査定依頼
インターネットなどを使って、その地域にある不動産売却を探します。
いまでは、ほとんどの不動産会社がホームページを持っていますので、不動産会社ごとの強みや取扱件数などの情報を見ておきましょう。
現地査定
不動産会社が見つかれば、メールや電話で売却査定を依頼します。
売却査定は、机上査定(簡易査定)と現地査定がありますが、机上査定は取引事例や市場の動向から推測できる目安の金額です。
しかし、詳細で信頼できる金額は、現地を見てもらってからの査定結果です。
担当者の現地査定では、物件の状況や・設備の不具合・周辺の環境面などいろいろと聞かれますが、不具合を隠したりよく見せようと脚色せず、正直に伝えましょう。
査定報告
現地査定から約7日で査定報告があります。
査定報告で大切なのは、査定金額とその理由や根拠です。
その査定結果になった根拠の資料や理由に無理がなく、金額的にも妥当性が感じられたらその査定結果は確かであり、その不動産会社の市場を読む力量も確かだと推測できます。
媒介契約の締結
媒介契約には後述する3つがあり、どれで締結するのかは売主の自由です。
3つの媒介契約に優劣はなく、希望する売却方法に合っているかという視点で選びましょう。

不動産を売却する際の流れ!3つの媒介契約とその特徴とは

媒介契約は、契約期間内であっても双方の合意があれば違約金なしで変更や解約ができます。
一般媒介
2社以上の不動産会社へ重ねて売却を依頼できます。
媒介契約の締結後に、レインズ(REINS:不動産会社だけが利用できるプロ専用の不動産ポータルサイト)に登録する義務はありません。
売却活動の報告義務は報告頻度にも制限はありません。
一般媒介に向いてる人

  • 売却物件が人気エリアで築浅物件など商品力がある場合
  • 複数社とのやり取りは問題なく、むしろ意見が聞きたい
  • 売却しているのを周囲に知られないように動いてほしい

専任媒介
依頼できるのは不動産会社1社のみです。
媒介契約の締結後7日以内にレインズに登録する義務があります。
売却活動の報告義務は2週間に1回以上の頻度で報告する義務があります。
専任媒介に向いてる人

  • 1社だけならスケジュール調整が楽で良い
  • 頻繁な売却活動の報告は不要

専属専任媒介
依頼できるのは不動産会社1社のみです。
媒介契約の締結後5日以内にレインズに登録する義務があります。
売却活動の報告義務は1週間に1回以上の頻度で報告する義務があります。
売主が見つけた買主でも仲介会社を通して契約しなければなりません。
専属専任媒介に向いてる人

  • 売却に関するすべてを任せたい
  • 報告はできるだけ頻繁に聞きたい

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不動産を売却する際のさまざまな売却活動の内容とは

不動産を売却する際のさまざまな売却活動の内容とは

不動産の売却活動は、広告の掲載や直接のご紹介などいろいろな方法で情報を拡散します。

不動産を売却する際のさまざまな売却活動!レインズに掲載

多くの不動産会社の協力を得て早期に売却できるように、他の不動産会社も自由に売却情報が見られるようにします。
その物件に合いそうな顧客を持つ不動産会社から内見の要望があれば、日時を調整します。

不動産を売却する際のさまざまな売却活動!広告による情報の拡散

広告の方法は主に2種類あります。
インターネットに掲載
自社のホームページやポータルサイトに掲載し、より多くの目に触れるようにします。
掲載物件に興味をもった方から、不動産会社へ直接メールや電話で問い合わせがきます。
新聞折込チラシ
物件のチラシを新聞折り込みで配布して、メールや電話での問い合わせを待ちます。
若い方は、パソコンやスマートフォンからインターネット経由で物件を探しますが、高齢の方にはチラシもまだ訴求効果があります。

不動産を売却する際のさまざまな売却活動!既存顧客へご紹介

自分の顧客にその物件を気に入りそうな方がいる場合には、直接情報を渡してご紹介します。

不動産を売却する際のさまざまな売却活動!直接訪問とは

近所の方が購入するケースも少なくないので、直接訪問や資料を投函して知らせます。
もしも、売却していることを知られたくないなら、あらかじめ不動産会社へ伝えておきましょう。

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不動産を売却する際の流れとそれにかかる期間の目安とは

不動産を売却する際の流れとそれにかかる期間の目安とは

家の売却相談から引き渡しまでの流れを見ていきましょう。

不動産を売却する際の流れと目安期間!売却相談から申込みまで

売却活動の前半として、売却相談から申込みまでを解説します。
査定から媒介契約:約2週間
現地査定をして、約3か月をめどに売却できる金額を推測します。
現地査定から査定報告までは約1週間ですが、複数社の査定を受けるなら、それらを比較検討して不動産会社を選定し、媒介契約を締結するまで約2週間です。
売却活動:約3か月
媒介期間の3か月としていますが、物件やエリアや時期などによって変わります。
広告方法を限定したり価格が高かったりすると、その分売却期間は長くなります。
住宅ローン事前審査:1~7日
買主に購入意思があれば、購入申込みをして、同時に住宅ローンの事前審査に入ります。
売買契約の白紙撤回を避けるために、金額の折り合いがついても事前審査が通らなければ売買契約へは進みません。

不動産を売却する際の流れと目安期間|売買契約から引渡しまで

売却活動の後半として、売買契約から引渡しまでを解説します。
売買契約締結:約1日
事前審査が通れば、そこから時間を空けずに数日後には売買契約日を設定します。
売買契約は、買主が宅地建物取引主任士から重要事項の説明を受け、疑問が解消されたら売主へ手付金を渡し、双方が売買契約書に署名捺印をして終了です。
住宅ローン本審査:10~14日
事前審査とは異なり、たくさんの書類を準備して不動産会社を経由して銀行へ提出します。
場合によっては審査時間がかかり、追加書類を求められることもあります。
住宅ローンの借入契約:約1日
住宅ローンの本審査が通れば、買主は平日に銀行へ行って住宅ローンの借入契約(金銭消費貸借契約)を締結します。
残金決済:約1日
住宅ローンの借入契約から約10~14日後に、買主に対して融資が実行され、買主から売主へ残金が振込まれます。
売買契約から残金決済までは、通常のスケジュールで約30日を見込んでおきましょう。
その後、その日のうちに司法書士が管轄の法務局へ所有権移転の申請をします。
所有権移転登記:約7日
残金決済日に司法書士によって法務局へ持ち込まれた申請によって、不備がなければ約7日で新所有者へ名義が書き換えられます。

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まとめ

もっとも大切なのは、地元をよく知り行動が迅速で信頼できる不動産会社をパートナーに選ぶことです。
売却相談から物件引き渡しまでは数ヶ月かかりますが、書類の準備や清掃・荷造りは前倒しでおこないましょう。
名古屋市天白区、名古屋市緑区、名古屋市南区で、地元をよく知り根拠を大切にする「ハウスドゥ天白野並」は、お客様ごとの事情に合わせた売却サポートを心がけています。ぜひお気軽にご相談ください。

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