【2024年版】リノベーションで不動産を機能的でおしゃれに!費用の相場や期間も解説

2024-01-27

リノベーションで不動産を機能的でおしゃれに!費用の相場や期間も解説

この記事のハイライト
●リフォームとは違い、リノベーションは付加価値アップさせる目的がある
●リノベーション費用は内容により1㎡あたり10~25万円ほどかかる
●フルリノベーションなら相談・設計・施工・引き渡しまで約6か月かかる

不動産売却を検討中の方の中には不動産売却前にリノベーションが必要か気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
築年数が古い中古物件でも、リノベーションをすれば機能的でおしゃれにすることが可能です。
名古屋市天白区、緑区、南区でリノベーションの情報をお探しの方へ向けて、リノベーションの費用や期間について解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

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不動産を大規模に改修し再生させるリノベーションとは

不動産を大規模に改修し再生させるリノベーションとは

新たな付加価値を生み出すリノベーションとリフォームとの違いについて解説します。

不動産のリノベーションとは中古物件を一から設計し直すこと

リノベーションとは、古い物件などを機能的になるように間取りなどを大規模に改修工事することです。
リノベーションによって下記のような間取りや機能面の変更が可能です。

  • 元の古い間取り:壁を向いた小さなキッチンとその背面に食卓がある5帖のダイニングキッチン + 7帖リビング
  • リノベーション後:壁を背にしたカウンターキッチンとリビングダイニングがひとつづきになった12帖のLDK

不動産のリノベーションとは今までにない付加価値を生み出すこと

リノベーションでは、大規模な改修工事によって新しい価値が付加され、家が新しく生まれ変わったと言えるほどの変化が見られます。
小さく区切られた間取りを大きなLDKにすることで新たな付加価値をつくることができます。
間取りの変更といったリノベーションは、個人でおこなうには難しいものですが、リノベーション済み物件の登場によって、今では築古の物件もリノベーション素材として注目を浴びるようになりました。

不動産のリノベーションとリフォームとの違いとは

じつはリフォームとリノベーションの違いに明確な定義はありせんが、以下のような大まかな使い分けがされています。
とくに、リノベーションに関しては居住する方の暮らしや生活スタイルを豊かに変え、新しい価値を生み出すものとされています。
リフォーム
基本的には古いものを新しいものに取り替える工事です。
クロス・フローリング・水回り設備・照明器具・扉などの建具・作り付け家具などは古くて使用感があるため、それらを新しいものに交換します。
リノベーション
間取りや設備の位置を動線や使い勝手、デザインの観点から設計し直します。
そして、新たに生まれた間取り図面に従って壁や扉を新設し、そのなかに新しい住宅設備を配置します。

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不動産のリノベーションでかかる費用とは

不動産のリノベーションでかかる費用とは

リノベーション工事の中でも、とくに間取りの変更や水回り設備のユニット交換にはお金がかかります。

不動産をリノベーションするのにかかる工事費用の相場とは

リノベーション工事の金額を決める要素は以下のとおりです。

  • 施工面積(専有面積や延床面積のこと)
  • 既設の給排水ガス配管の交換や配管経路の変更
  • 間取りの変更
  • 水回りユニット設備の交換
  • 作り付け家具などの木工工事
  • 建材のグレードアップ(無垢材・珪藻土・多重サッシ・断熱材・クロスなど)

とくに、間取りを変更するには壁や扉の撤去と新設・床のレベル調整や床材の貼替え・壁のクロス貼替えやコンセント移設などの工事が付随するため、多くの費用がかかります。
マンションのリノベーション費用相場
マンションの場合は、1㎡あたりで10~17万円ほどになることが多く、その中間あたりの約15万円が1㎡単価の相場です。
つまり、80㎡のマンションなら「80㎡× 15万円(1㎡単価) = 1,200万円」を目安として予算を組みましょう。
しかし、床下配管の取り回しを変更して床のレベル調整や間取りの変更、さらに水回りのユニット設備を入れ替えて建材にもこだわると、1㎡の単価は約25万円になることもあります。
一戸建てのリノベーション費用相場
一戸建ての場合は、1㎡で約25万円が相場となります。
つまり、100㎡の一戸建てなら「100㎡×25万円(1㎡単価) = 2,500万円」を目安として予算を組みましょう。
一戸建てはマンションとは異なり外観すべてがその家の専用ですから、外観を改修する場合にはかなりの費用がかかります。
また、地域や時期によって工事をする職人の手配が難しい場合があり、異動シーズンの入居にあわせて工事をする秋から春までは一時的に人件費が高騰することもあります。

不動産をリノベーションするのにかかる工事費用の内訳とは

リノベーション費用の内訳はだいたい以下のように分類されます。

  • 30%(構造):間取りの変更(配管経路・設備の位置の変更を含む)
  • 30%(表面装飾):クロス・フローリング・天井・扉などの貼替えや交換
  • 20%(住宅設備):おもに水回り設備(キッチン・浴室・洗面・トイレ)の交換
  • 20%(保温断熱):断熱材の充填・多重サッシに交換・床暖房の増設など

リノベーションをする際は工事内容の優先順位を決めて、予算は担当者に確実に伝えておきましょう。

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不動産のリノベーションに要する工事期間とは

不動産のリノベーションに要する工事期間とは

リノベーションの工事期間の目安は6~7か月となります。
ただし、工期はお盆や年末年始などの長期休暇や悪天候などの要因で延びることがあります。

不動産のリノベーションに要する期間:フルリノベーションの場合

フルリノベーションをするなら、相談から工事を経て引き渡しまでで一般的に6~7か月かかります。
かかる期間の内訳は設計や仕様の打ち合わせに3か月、スケルトン工事・リノベーション工事に3か月です。
たとえば、新生活に慣れてから新学期を迎えたいなどの強い希望がある場合には、工期を逆算して余裕を持って計画を立てましょう。

不動産のリノベーションに要する期間:マンションの場合

コンクリートが露出した箱状の状態にするスケルトン工事をマンションでおこなう場合には、音や振動などで近隣住戸に影響が出ます。
そのため、事前に管理組合に図面や工事の仕様書と工程表などを提出して、月に1度ほど開催される理事会の承認を得ないと工事がはじめられません。
また、マンションによっては施工時間やエレベータ搬入出時間など細かいルールを定めている組合もあるため、工事内容とは別の外的要因で工期が延びてしまうこともあります。
次のように期間がかかるので、注意しましょう。

  • 2~3か月:設計や仕様の打ち合わせ、マンション管理組合の理事会承認
  • 3~5か月:スケルトン工事・順次リノベーション工事

不動産のリノベーションに要する期間:一戸建ての場合

一戸建ての場合には、木造や鉄骨、鉄筋コンクリートなどの構造の違いや、耐震工事をするか否かで工期が大幅に変わります。
一戸建てはマンションのように管理組合への対応などは必要ありません。

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まとめ

不動産をリノベーションする際にかかる費用の相場や期間などを解説しました。
リフォームとリノベーションに明確な違いはないものの、リノベーションは新しい付加価値をつくる大規模な改修工事とされています。
築年数が古くてもリノベーションすることで機能的にすることができるため、検討してみるのもおすすめです。
名古屋市天白区、緑区、南区で不動産仲介を営む「ハウスドゥ天白野並」は不動産取引のサポートをおこなっていますので、ご不明な点はお気軽にご相談ください。

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