2024-01-31
住み替えなどの際に「住みながらマンション売却を進めたい」と考える方は少なくありません。
住みながらでもマンション売却をおこなえますが、空き家に比べると不利になることもあります。
そこで今回は、マンション売却を住みながらおこなう方法やメリットとデメリット、売却を成功させるコツを解説します。
名古屋市天白区や緑区、南区でマンション売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
\お気軽にご相談ください!/
一般的には空き家にしてから売り出すほうが買主が見つかりやすいといわれていますが、住みながらでも売却はできます。
自宅を売却した方を対象としたアンケートでは「住みながら売却活動を進めた」と答えた方が半数を超えています。
なぜ住みながら売却活動をおこなう方が多いのかというと、空き家にすると二重ローンのリスクがあるためです。
今住んでいる住宅を売却する前に新居を購入すると、現在の住宅と新居のローン返済が重なり金銭的な負担が大きくなってしまいます。
このような事態を避けるために、住みながらマンション売却をおこなっている方が多いのです。
住みながらマンション売却をおこなう場合に「売却価格が低くなったらどうしよう」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
基本的に「居住中だから」という理由で、マンションの価格が安くなってしまうことはありません。
ただし設備の修繕や大規模リフォームが必要になる場合は、それを理由に値引き交渉をされることがあります。
また、住み替えで現在の住宅を早く売却したい場合は、買主からの値引き交渉に応じざるを得ないこともあるでしょう。
より高値で売却したいのであれば、事前に建物や設備の修繕をして、スケジュールに余裕をもって売却活動を始めることが大切です。
一般的に居住中の家よりも空き家のほうが早く売却できるといわれています。
しかし先に新居を購入してしまうと二重ローンになってしまうリスクがあり、あまり現実的とはいえません。
マンション売却は住みながらでもおこなえるため、無理に空き家にする必要はないといえます。
ただし下記のようなケースでは、空き家にしてからの売却を検討しても良いかもしれません。
上記のケースに当てはまる場合は、新居購入が先でも無理なく売却活動をおこなえるでしょう。
この記事も読まれています|リースバックで退去する場面を解説!自主退去と強制退去とは?
\お気軽にご相談ください!/
続いて、住みながらマンション売却をおこなうメリットとデメリットを解説します。
マンション売却を住みながらおこなうと、金銭的な負担を軽減できるという点が大きなメリットです。
新居購入よりも先に今の家を売却すれば、売却代金を新居の購入費用や引っ越し費用にあてられます。
また、旧居と新居のローン返済が重なり金銭的な負担が大きくなってしまう心配もありません。
新居購入にいくらあてられるかが把握でき、売却後の資金計画も立てやすいため、安心して住み替えができるでしょう。
住みながらマンション売却をおこなう場合は、基本的に売主立会いのもと内覧をおこないます。
内覧者と直接話す機会が増えるため、物件の魅力を伝えやすい点もメリットの1つです。
お得なお店や駅までの近道など、売主だけが知っているような情報を伝えられれば、内覧者の購入意欲が高まるかもしれません。
また室内に設置されている家具や家電を見て、内覧者が引っ越し後の生活をイメージしやすいというメリットもあります。
住宅を購入する際に、そこでの生活がイメージできないと購入を見送る方も少なくありません。
内覧者に理想的な生活をイメージしてもらえれば、成約につながる可能性も高くなるでしょう。
あまりにも生活感が出過ぎた家は売却しにくいため注意が必要です。
室内に家具や家電があると内覧で有利になることもありますが、場合によってはマイナスな印象を与える可能性もあります。
たとえば家具や家電があまりにも古く汚れていると、理想的な生活がイメージできずに検討対象から外されてしまうかもしれません。
成約につなげるためにも、日頃から整理整頓や掃除をおこない、また不要なものは処分して室内をスッキリさせておきましょう。
内覧の予定は土曜日や日曜日に入ることが多く、また当日急に内覧希望者が現れることもあります。
そのため売却期間中は、いつ内覧が入っても良いように予定を空けておかなくてはなりません。
また内覧のたびに室内の掃除や片付けをしなければならず、手間だと感じる方もいらっしゃるでしょう。
同居人や家族がいる場合は、急な内覧予約にも対応できるよう協力してもらうことが大切です。
この記事も読まれています|リースバックで退去する場面を解説!自主退去と強制退去とは?
\お気軽にご相談ください!/
住みながらマンション売却を成功させるには、いくつかのコツがあります。
ここではとくに重要なポイントを3つ解説します。
マンション売却を成功させるには、できるだけ多くの方に内覧してもらうことが重要です。
先述したように、内覧予約は土曜日や日曜日に集中する傾向があります。
いつ内覧の予約が入っても良いように、週末のスケジュールは空けておくようにしましょう。
また内覧者と不動産会社の日程が合うようであれば、内覧は日中におこなうのをおすすめします。
マイホームを購入する際に、日当たりの良し悪しを気にする方が多いためです。
部屋の明るさを確認してもらえるよう、なるべく日中の時間帯でスケジュールを調整するようにしましょう。
どんなに条件の良い物件であっても、内覧時に悪い印象を与えてしまうとなかなか成約にはつながりません。
成約につなげるには、室内の掃除や整理整頓をおこない、内覧時の印象を良くすることが重要です。
リビングやダイニングはもちろん、玄関や水回り、クローゼットなども丁寧に掃除しましょう。
とくにキッチンやトイレ、浴室などの水回りは生活感が出やすいため、重点的に掃除することをおすすめします。
ご自身では落とせない頑固な汚れがある場合は、ハウスクリーニングへの依頼も検討してみてください。
住みながらマンション売却をおこなう場合、買主に物件を引き渡すまでに新居へ引っ越しておかなければなりません。
不動産を売却するまでにかかる期間の目安は約3〜6か月ですが、需要の高い物件は目安よりも早く売却できるケースが多いです。
もし引き渡し日までに新居が決まらなければ、仮住まいを用意しなければならずコストがかかります。
いざ買主が見つかり「新居が決まっていない」と焦らないためにも、新居探しは売却活動と並行しながらおこないましょう。
この記事も読まれています|リースバックで退去する場面を解説!自主退去と強制退去とは?
マンション売却を住みながらおこなうと、売却代金を新居の購入費用にあてられるため資金面の負担を軽減できます。
ただし生活感が出すぎると内覧時の印象が悪くなってしまうため、掃除や整理整頓を徹底して清潔感を保つことが大切です。
名古屋市の不動産売却なら「名古屋市不動産売却相談所」へ。
主に天白区・緑区・南区の地域を得意とし、買取もおこなっております。
お客様に寄り添ったご提案をいたしますのでお気軽にお問い合わせください。