【2024年版】不動産売却が長引く原因とは?一般的な販売期間と長引かせないための対処法

2024-01-17

不動産売却が長引く原因とは?一般的な販売期間と長引かせないための対処法

この記事のハイライト
●売却を決めてから引き渡しまでの一般的な期間は3か月~6か月ほど
●周辺相場より価格が高かったり土地の境界が曖昧だったりすると売却が長期化する可能性がある
●成約に至らない場合は不動産買取も視野に入れる

不動産は早く高く売却するのが理想的です。
しかし、さまざまなことが原因で売却までの期間が長引くことがあります。
今回は不動産売却が長引く原因や、一般的な販売期間、長引かせないための対処法について解説します。
名古屋市天白区、緑区、南区で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

\お気軽にご相談ください!/

長引くこともある?不動産売却にかかるおおよその期間

長引くこともある?不動産売却にかかるおおよその期間

不動産売却を決めてから引き渡しまで、一般的には3か月~6か月ほどかかります。
とは言え、不動産の条件によってはもっと早く売れることも、反対に長引くこともあります。
不動産売却には多くのステップがあり、それぞれどのくらいの期間がかかるのか押さえておくと計画を立てやすいでしょう。
ここでは、不動産売却のステップごとにかかる期間を解説します。

査定依頼から媒介契約締結までの期間:1週間~1か月

不動産の売却を決めたらまずは査定に出し、どのくらいの価値があるのかを調べます。
査定には机上査定と訪問査定があり、売却が決まっている場合は訪問査定を依頼するのが一般的です。
机上査定では、周辺相場や過去の取引事例などを参考に、おおよその金額を算出します。
訪問査定は、現地に足を運び、不動産の状態などを見て査定金額を算出する方法で、机上査定より精度の高い査定をおこなえるのが特徴です。
査定後は、仲介を依頼する不動産会社と媒介契約を締結します。

販売開始から条件交渉までの期間:1か月~3か月

媒介契約を締結したら売り出し価格を決め、インターネット上に物件の情報を載せたり、チラシをつくったりして販売活動をおこないます。
販売戦略のひとつとして、オープンハウスを実施することもあるでしょう。
購入希望者に内覧をしてもらい、条件の交渉をおこなうのも、この期間です。
しかし、購入希望者が現れずに期間が長引くケースもあります。
その場合は、販売戦略を練り直したり、価格を下げたりといった対策が必要です。

売買契約締結から引き渡しまでの期間:1か月~2か月

売買契約の締結によって、すぐに売却が完了するわけではありません。
買主が住宅ローンを利用する場合は、住宅ローンの審査が長引けば長引くほど、引き渡し日が遅くなります。
買主が無事に審査にとおれば、決済と不動産の引き渡しをおこない、売却の完了です。
このように、不動産の条件だけでなく、買主の状況などさまざまな要因によって期間が長引く可能性があります。

▼この記事も読まれています
不動産売却をすると住民税が上がる?支払い時期や計算方法を解説!

\お気軽にご相談ください!/

不動産売却が長引く原因とは?

不動産売却が長引く原因とは?

先ほどお伝えしたように、不動産売却が長引くケースには買主の都合によるものもあります。
早く売却したい場合、買主の都合を変えるのは困難ですが、売却方法を工夫することは可能です。
売却方法を工夫するために、ここでは不動産売却が長引く原因を解説します。

原因1:周辺相場と売出価格がかけ離れている

原因としてまず挙げられるのが、周辺相場と売出価格がかけ離れていることです。
不動産には定価はありませんが、相場はあります。
売出価格を高く設定しても、売れ残った場合は値下げをすることもあり、さらには売れ残り物件として敬遠されるようになるかもしれません。
売却期間が長引くことを恐れて相場よりはるかに安い金額で売り出した場合も、訳あり物件だと思われて買主が現れにくくなることがあります。
そのため、売却前にはしっかりと周辺相場を調査したうえで、売出価格を設定することがポイントです。

原因2:立地や土地の条件に問題がある

立地や土地の条件に問題があることも、原因のひとつです。
下記のような不動産は、売却が長期化する可能性があります。

  • 駅から遠く立地が悪い
  • 田舎や地方などにあり需要が低い
  • 周辺に嫌悪施設がある
  • 不整形地

上記のような特徴をもつ不動産は原因の改善が困難なケースも多く、デメリットを補える対処法を考える必要があります。

原因3:売却する時期が悪い

売却する時期によっては、売却が長引くことがあります。
新生活が始まる4月や異動が多い9月は、引っ越しシーズンです。
不動産の動きも活発になり、立地や条件が良い物件はすぐに買主が見つかるでしょう。
反対に、真夏や真冬は不動産の動きが落ち着くタイミングです。
新居探しや引っ越しをする方が減るため、売却に適した時期ではないと言えます。

原因4:土地の境界が曖昧

土地の境界が曖昧な場合も、売却が長期化しやすいでしょう。
境界が曖昧だと、正しい土地の面積がわからず、買主が隣地の所有者とトラブルになる恐れがあります。
トラブルになる恐れのある不動産を購入しようと思う買主は、ほとんどいないでしょう。

▼この記事も読まれています
不動産売却における譲渡損失とは?確定申告の必要性も解説!

\お気軽にご相談ください!/

不動産売却が長引くのを防ぐ対処法

不動産売却が長引くのを防ぐ対処法

最後に、不動産売却が長引くのを防ぐ対処法を解説します。

対処法1:売り出し時に適正価格を設定する

対処法としてまず挙げられるのが、売り出し時に適正価格を設定することです。
先述のとおり、不動産に定価はありませんが相場はあります。
そのため、相場とかけ離れた価格で売り出すと、売却期間が長引くかもしれません。
「内覧者が現れない…」「内覧があっても成約につながらない!」という事態を防ぐために、適正価格で売り出すようにしましょう。

対処法2:整理整頓を心掛けたり物件の手入れをおこなったりする

整理整頓を心掛けたり、物件の手入れをおこなったりすることも、対処法のひとつです。
不動産売却を成功させるためのコツは、内覧にあると言っても過言ではありません。
そのため、内覧に備えて整理整頓をおこない、清潔感を与えることが大切です。
いくら条件が良い不動産でも、内覧で悪い印象を与えてしまうと、買主が見つからず売却期間が長引くでしょう。
また、物件の手入れをおこなうことも、不動産売却を成功させるためのポイントです。
内覧前には室内の掃除はもちろん、庭やベランダの手入れもおこなっておきます。
とくに水回りは劣化が目立ちやすいため、重点的に掃除するのがおすすめです。
内覧者が最初に目にする玄関も、掃き掃除や拭き掃除をおこない、綺麗にしておきましょう。

対処法3:不動産買取を検討する

売却期間が長引きそうな場合、不動産買取を視野に入れてみてください。
不動産買取とは、不動産会社が買主となる不動産売却方法です。
仲介とは違い、販売活動をおこなう必要がありません。
査定結果に納得できれば、すぐに現金化が可能です。
また、不動産買取なら仲介で売却しにくい土地や建物も、売却しやすいのがメリットです。
売却価格は相場の70%~80%程度になりますが、早く現金化したい方や、売却期限がある方に適しています。

対処法4:登記情報提供サービスを利用し、測量図の有無を確認する

境界に不安がある場合は、登記情報提供サービスを利用し、測量図の有無を確認します。
測量図にはいくつか種類がありますが、そのなかでもっとも信用性が高いのは確定測量図です。
確定測量図がない場合は、土地家屋調査士に依頼し、作成してもらうことをおすすめします。
ただし、作成するためには3か月以上かかるほか、数十万円ほどの費用が必要です。
確定測量をおこなう際は、期間や費用を考えたうえで、計画的に進めると良いでしょう。

▼この記事も読まれています
不動産売却で使う広告の種類とは?広告費用はだれが負担する?

まとめ

不動産売却はさまざまな原因により、引き渡しまでの期間が長引くことがあります。
長期化しそうな場合は、問題に応じた対処法を用いることがポイントです。
なかなか成約に至らない場合は、不動産買取も視野に入れてみてください。
名古屋市の不動産売却なら「名古屋市不動産売却相談所」へ。
主に天白区・緑区・南区の地域を得意とし、買取もおこなっております。
お客様に寄り添ったご提案をいたしますのでお気軽にお問い合わせください。

ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

052-746-1133

営業時間
10:00~18:30
定休日
火曜日・水曜日、年末年始、GW、夏季休暇

売却査定

お問い合わせ