2024-01-14
ハウスメーカーが建てた家は、高く売却しやすいと言われています。
こだわりを詰め込んだ注文住宅は、思い描いていた生活を叶えたい方にぴったりです。
では、どのような会社がハウスメーカーに該当するのでしょうか。
今回はハウスメーカーとはなにか、高く売れやすい理由や売却時のポイントを解説します。
名古屋市天白区、緑区、南区で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
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まずは、家の売却時に知っておきたい、ハウスメーカーとはなにかを解説します。
ハウスメーカーとは、自社で建築資材を生産したり設計や施工を企画したりする、住宅会社のことです。
明確な定義がなく、日本全国で家を建てたり売ったりする会社のことを総称してハウスメーカーと呼びます。
家を建てるために必要な部材を、自社で画一的に生産しているため、一定の品質を持った家を建てられるのが特徴です。
ハウスメーカーで購入できる家の種類は、下記のとおりです。
注文住宅とは、デザインや構造、設計などを施主の好みで建てる家のことです。
設備や間取り、外壁の色や外構工事まで、すべてに要望や理想を取り入れられます。
建築の自由度が高く、こだわりを詰め込むことができるのが、注文住宅のメリットです。
注文を受けてから建築されるため、オーダーメイド住宅と呼ばれることもあります。
規格住宅とは、間取りやデザインがある程度決まっていて、そのなかから好みのものを選ぶタイプです。
いくつかの選択肢からプランを決めるので、注文住宅に比べると手間や費用を抑えられます。
「注文住宅ほどこだわりはないけれど、自分の好みもある程度取り入れたい」という方に適しているでしょう。
建売住宅とは、ハウスメーカーや工務店などが設計し、建てた家のことです。
間取りやデザインはあらかじめ決まっていて、一般的には土地と建物がセットで販売されます。
注文住宅や規格住宅に比べて、リーズナブルな価格でマイホームを手にいられるのがメリットです。
ハウスメーカーで取り扱っているのは、注文住宅だけではありません。
そのため、家の売却時は、規格住宅や建売住宅でもハウスメーカーが建てた家とアピールできる可能性があります。
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続いて、ハウスメーカーの建てた家が売却しやすい理由について解説します。
理由としてまず挙げられるのが、技術力や住宅性能が優れていることです。
構造や工法の計算がしっかりとおこなわれているため、高性能の家を建てられます。
また、先述のとおり、ハウスメーカーでは家を建てるために必要な部材を、自社で画一的に生産しているのが一般的です。
そのため、性能にばらつきがなく、一定の品質を保てるのも理由のひとつとなります。
技術力や住宅性能の良さは、売却時に有利になるでしょう。
デザイン性に優れていることも、売却しやすい理由のひとつです。
ハウスメーカーには、一般的にデザイナーやインテリアコーディネーターなど、住宅のプロが在籍しています。
そのため、デザイン性に優れた家を建てられるのがメリットです。
トレンドを取り入れつつ、機能性や使いやすさにもこだわった設備や間取りを取り入れられるでしょう。
デザイン性の高さは、ハウスメーカーだからこその魅力と言えます。
売却しやすい理由として、アフターメンテナンスや定期点検が充実していることも挙げられます。
長期保証制度を設けているハウスメーカーが多いので、安心して長く住み続けることが可能です。
家を新築した際、国土交通省が定めた法律(住宅の品質確保の促進等に関する法律)が適用されます。
この法律は、引き渡し後10年以内に欠陥が見つかった場合、無償で補修を受けられるというものです。
多くのハウスメーカーが20年~30年、長いところでは60年の長期保証を設定しています。
保証期間が長いのは、ハウスメーカーの持つ大きな強みと言えるでしょう。
また、定期点検が充実していることも、売却しやすい理由のひとつです。
定期的に家に訪問してもらい、必要に応じて診断や修理をおこないます。
そのため、家の品質を長期間保つことができ、売却しやすくなります。
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最後に、ハウスメーカーの建てた家の売却時に重視されるポイントについて解説します。
ポイントとしてまず挙げられるのが、構造・工法です。
構造・工法は、家の資産価値や売却価格に影響を与えます。
家の構造・工法、それぞれの法定耐用年数は下記のとおりです。
法定耐用年数を過ぎたからといって、住めなくなるわけではありません。
しかし、資産価値が下落し、売却価格が下がる可能性があります。
法定耐用年数が長い家ほど、資産価値が下がりにくくなるでしょう。
売却時に法定耐用年数がどのくらい残っているかが、高く売れる否かを左右するポイントです。
どのくらいメンテナンスしてあるかも、ハウスメーカーが建てた家を売却する際のポイントです。
家は築年数の経過とともに、さまざまな場所が劣化したり故障したりします。
そのため、定期的な点検やメンテナンスが必要です。
メンテナンスがしっかりおこなわれている家は、資産価値の下落を防止できるため、高く売却できる可能性があります。
反対に、劣化や故障をそのままにしてしまうと、資産価値や売却価格が下がってしまうでしょう。
定期的な点検やメンテナンスをおこなっていても、経年劣化は避けられません。
床や壁、畳や設備は、必要に応じてリフォームをおこなうべきと言えます。
とくにキッチンやお風呂、トイレなどの水回りの設備は、劣化や汚れが目立ちやすい場所です。
そのため、優先的にリフォームをおこない、資産価値の維持に努めることがポイントです。
ただし、リフォーム費用は回収しにくいため、優先順位を決めて実施なさってください。
家のデザインも、売却できるか否かを左右するポイントのひとつです。
ハウスメーカーで建てる注文住宅の場合、間取りやクロスなども施主の好みで選ぶことができます。
しかし、奇抜な色のクロスや独特の間取りは、住む方を選んでしまい、売れ残ってしまう可能性が高いです。
シンプルで万人受けするようなデザインのほうが、スムーズな売却が見込めるでしょう。
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【2023年度版】不動産売却前にリフォームは必要?必要なケースと価格相場を解説
ハウスメーカーとは、自社で建築資材を生産したり、設計や施工を企画したりする住宅会社を総称したものです。
技術力の高さや優れたデザイン性を持っているため、スムーズな売却が見込めます。
売却時に法定耐用年数がどのくらい残っているか、メンテナンス状況やリフォームの有無などが、売却価格を左右するポイントです。
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