【2024年版】名古屋市で日当たりが悪い家は売却にどう影響するのか?売却のコツについて解説!

2024-01-11

日当たりが悪い家は売却にどう影響するのか?売却のコツについて解説!

この記事のハイライト
●日当たりが悪い家は通常の家より売却価格が低くなることが多い
●日中直射日光が室内に差し込まないことはメリットにもなる
●部屋を明るく見せることやターゲットを絞ることで早く買主が見つかる可能性が高まる

不動産を評価するポイントは数多くありますが、そのなかでも「日当たりの良さ」を重視する買主は多いといえます。
したがって、日当たりが悪い家は、日当たりの良い家と比べてあまり人気がないため、売却時にはコツを押さえて工夫することが大切です。
そこで今回は、日当たりは家の売却価格にどう影響するのか、また売却するときのコツについて解説します。
名古屋市天白区や緑区、南区を中心としたエリアで日当たりが悪い家の売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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日当たりが悪い家の売却価格は低くなりやすい

日当たりが悪い家の売却価格は低くなりやすい

冒頭でもお伝えしましたが、日当たりは買主にとって重要なチェックポイントの1つです。
日当たりが悪い家は、暗い、湿気が多いなど、マイナスのイメージを持つ方が多く、需要が低いといえます。
不動産査定時にも、日当たりや採光について採点する項目があります。
日当たりについては、-15%~+5%といったように、一定の範囲で採点され、その結果が査定価格に加味されるのです。
一般的に、不動産を売却する際には、査定価格をもとに販売価格を決めます。
つまり、査定時の採点が低いと、売却価格も低くなります。
では日当たりが悪いと、売却価格にどれくらい影響するのでしょうか。

日当たりの悪さが売却価格に及ぼす影響

先述のとおり日当たりが悪い家は、通常の家より売却価格が安くなる傾向にあります。
立地条件や物件の状態によって異なりますが、通常の物件の80%ほどの価格になるのが一般的です。
たとえば日当たりに問題がなければ3,000万円で売却できる家の場合、2,400万円まで価格が下がってしまう計算になります。

査定で注目するのは家が向いている方角

不動産査定の日当たりの項目で注目するのは、道路に面して家が向いている方角です。
日当たりが良い家の向きは、南、東、西、北の順番で、査定価格もこの順番で変わっていきます。
ちなみに、角地に家が建っている場合、2方向から日が差し込むため、日当たりの採点は高くなります。
ただし、家の南側に日光を遮るような建物があるケースも考えられるため、周辺の地図や物件の間取り図だけでは判断できません。
したがって、日当たりに関しては、日中に査定の担当者が訪問して確認したうえで評価するのが一般的です。

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売却前に知っておきたい日当たりが悪い家に住むメリット

売却前に知っておきたい日当たりが悪い家に住むメリット

日当たりが悪いと査定時の採点がマイナスになり、売却価格にも影響することを前章で解説しました。
しかし日当たりが悪いことがデメリットでしかないというわけではありません。
強い日が差し込まないことが、その家のメリットとして捉えられることもあるのです。
そこで次に、日当たりが悪い家に住むメリットについて解説します。

メリット1:夏場は涼しい

日当たりが悪い家には直射日光が入らないため、日当たりが良い家に比べて室内の温度が上がりにくいです。
そのため、エアコンの効きが良く、とくに日差しが強い夏場は涼しい点がメリットとして挙げられます。

メリット2:日中外出しても室内に熱がこもりにくい

日当たりが良い家は、日中窓を閉め切って外出すると室内に熱がこもり、帰宅したときにはサウナのようになっていることもあります。
一方、日陰になっている家は熱がこもりにくいため、そのような状態にはなりにくいでしょう。

メリット3:家具や書籍などが日焼けしにくい

強い紫外線に当たると、さまざまなものが色褪せ、劣化が生じます。
日当たりが良い部屋の場合、置いてある家具やフローリング、書籍などが日焼けによって色褪せてしまうこともあります。
一方、日当たりが悪い家は、強い紫外線が長時間差し込むことはないため、日焼けや劣化などの心配はないでしょう。

メリット4:日中でも睡眠をとりやすい

日当たりが悪い部屋は、昼夜が逆転した生活スタイルの方におすすめです。
夜にお仕事をされている方は、日中の明るい時間に睡眠をとる必要があります。
日当たりが良いと明るい空間で睡眠をとることになり、熟睡できないかもしれません。
しかし日当たりが悪い部屋は、日中に明るい日差しが差し込むことがあまりないため、日中に睡眠をとりやすい点もメリットです。

メリット5:買主が購入しやすい

先述のとおり、日当たりが悪いと、通常の家に比べて売却価格が低くなるのが一般的です。
物件が人気エリアにある場合、少しでも安くなるなら、日当たりが悪いことを気にしないという方もいます。
不動産を購入する際、売却価格は買主が購入を決める重要なポイントです。
日当たりが良い家より、日当たりが悪くても少し価格が安いことにメリットを感じる買主も少なくありません。
このように日当たりが悪い家は、メリットも多く存在します。
買主がメリットを感じてくれれば早期売却に繋がるため、売主はそれをしっかり伝えることが大切です。

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日当たりが悪い家をスムーズに売却するコツ

日当たりが悪い家をスムーズに売却するコツ

では、日当たりが悪い場合はどのようなことに注意して売却すれば買主が見つかりやすいのでしょうか。
そこで最後に、日当たりが悪くてもスムーズに売却するコツについて解説します。

照明で室内を明るく見せる

不動産を売却する際には、チラシや不動産情報誌、レインズなどに載せる写真を魅力的なものにすることが売却成功の秘訣です。
なぜなら、数ある物件情報のなかでまず目を引き、内見したいと思ってもらうことが売却成功の第一歩だからです。
日当たりの悪い家の場合、写真が暗い印象になりやすいため、昼間に照明をつけて明るい写真を撮るようにしてください。
また内見者が訪れた際も、カーテンを開け、照明をつけて明るい空間にすることを心がけましょう。

掃除を徹底する

日当たりが悪い家は、暗く、清潔感がない印象を持たれる可能性があります。
物件に興味を持って内見に訪れても、部屋が片付いていなかったり、汚れが目立ったりすると、内見者の購入意欲が損なわれてしまいます。
そこで、内見時の印象を良くするために、不要なものは処分して整理整頓し、掃除を徹底的におこないましょう。
とくに生活感が出やすい水回りは、念入りにきれいにしてください。
ご自身で掃除をしてもこびりついた汚れが落ちない場合は、ハウスクリーニングが有効です。
費用はかかりますが、ハウスクリーニングできれいになった室内は好印象を与えるため、気になる箇所だけでもプロに依頼することをおすすめします。

ターゲットを絞って売り出す

日当たりが悪い家は、日中に睡眠をとりたい方や、落ち着いて仕事をしたい方に向いています。
したがって、チラシなどのキャッチコピーに、「リモートワークにおすすめ!」「日中でも熟睡できる」などの文言を掲載するのもコツの1つです。
日当たりが悪いことは、たしかにマイナスポイントかもしれません。
しかし、あえて日中に落ち着いて過ごせることをアピールすると、日当たりを気にしない方や夜勤の方、在宅勤務の方などに興味を持ってもらえる可能性があります。
ターゲットを絞って売却活動をおこなうことも、効果的な販売戦略なのです。

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まとめ

日当たりが悪い家は、一般的な家より需要が低く、売却価格も80%ほどになることが予想されます。
しかし日当たりが悪いことは、デメリットにしかならないわけではなく、それがメリットと捉えることもできます。
売却活動の際には、チラシに掲載する写真や文言を工夫し、しっかりと内見準備をおこなって、早期売却・高値売却を目指しましょう。
名古屋市の不動産売却なら名古屋市不動産売却相談所へ。
主に天白区・緑区・南区の地域を得意とし、買取もおこなっております。
お客様に寄り添ったご提案をいたしますのでお気軽にお問い合わせください。


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