【2024年版】注文住宅と建売住宅の違いとは?注文住宅の売却のポイントを解説

2024-04-30

注文住宅と建売住宅の違いとは?注文住宅の売却のポイントを解説

この記事のハイライト
●注文住宅と建売住宅の違いは設計にオリジナリティがあるかどうか
●デザインや間取りが個性的だったり土地の形が悪かったりする注文住宅は売却しにくい特徴がある
●売却時のポイントは「周辺環境の変化」「地盤」「建築方法」をチェックすること

新築住宅には、注文住宅と建売住宅がありますが、売却する際にどのような違いがあるのか気になりますよね。
本記事では、注文住宅と建売住宅の違いや売却しにくい注文住宅の特徴、注文住宅を売却するときのポイントについて解説します。
名古屋市天白区、緑区、南区を中心に注文住宅の売却を検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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売却前に気になる!注文住宅と建売住宅の違いや需要とは?

売却前に気になる!注文住宅と建売住宅の違いや需要とは?

注文住宅とは、依頼主の個性やこだわりを形にした新築住宅のことです。
依頼主独自のスタイルやニーズに合わせて、1から設計されます。
そのため、ほかにはないユニークな家が実現しますが、その分価格が高めになることもあります。
また、独自のデザインが特徴であるため、将来売却する際には、その特性を理解し、価値を見出してくれる方を見つける必要があるかもしれません。

建売住宅との違いとは

一方で、建売住宅は住宅メーカーが一般的な好みやニーズを考慮して建てた家です。
そのため、多くの方にとって住みやすい設計がされており、比較的均一なデザインや機能を持っています。
その結果、多くの方が快適に暮らせる家となるため、売却時にも広い層の方々に受け入れられやすくなります。
つまり、注文住宅は「売主だけの特別な家」を作ることができ、建売住宅は「多くの方に受け入れられる安心感」が大きな違いです。

中古の注文住宅の需要とは

近年、人々の住まいに対する考え方が変わってきています。
とくに、環境への配慮が重要視されるようになり、ものを大切に長く使う「リユース」に対する意識が高まっています。
この流れのなかで、中古の注文住宅に対する関心も増加傾向にあります。
以前は「中古の注文住宅は売れにくい」というイメージがありましたが、今では人気が出ています。
その理由は、人々が自分の個性や趣味を大切にし、ほかの方が愛情を込めて作り上げた家に価値を見出すようになったからです。
注文住宅は、建売住宅に比べてオリジナリティがあります。
オリジナリティがある家を求める方々にとって、中古の注文住宅はとても魅力的な選択肢なのです。

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売却しにくい注文住宅の特徴とは?

売却しにくい注文住宅の特徴とは?

中古の注文住宅の需要が高いとわかっても「自分の家はすぐに売れるだろうか」と心配ですよね。
売却しにくい注文住宅の特徴は、以下のとおりです。

①個性的すぎるデザイン

中古の注文住宅が売れにくい主な理由の1つは、デザインがあまりにもユニークすぎることです。
独特のデザインは所有者にとっては魅力的かもしれませんが、広い層の方々に受けるとは限りません。
たとえば、全面ガラス張りでプライバシーが心配な家や、採光が不足している家、カラフルな外壁の家などは、特定の好みの方に限られるでしょう。
さらに、内装や設備にも同様の問題があります。
たとえば、お風呂がガラス張りであったり、海外製の水回り設備を使っていたりすると、一般的ではないため、メンテナンスや修理が大変です。
また、個性を追求するあまり、実際の住みやすさや機能性が犠牲になっていることもあります。
テレビや雑誌で紹介される、おしゃれな家でも、実際に住むには不便な点が多いでしょう。
そのため、売却を考える際には、個性的な部分が買主を見つけるうえでハードルにならないかよく考える必要があります。

②間取りの問題

注文住宅でよく見られるのが、独自の間取りを採用しているケースです。
たとえば、すべてのリビング、ダイニング、キッチン(LDK)が2階にある家、家のなかに段差が多いステップフロアの家、キッチンをLDKの中央に配置した家などがあります。
これらは住む方の独自のアイデアやライフスタイルが反映されていますが、その特殊さが売却時にはネックになり得ます。
さらに、二世帯住宅も中古市場では売れにくい傾向にあるため、注意が必要です。
これは、特定のニーズに合致する買主を見つけるのが難しいためです。
一般的に、不動産を選ぶ際には立地が最優先されますが、特殊な間取りを求めている方はそれほど多くありません。
つまり、注文住宅を売却する際には、個性的な間取りが広く受け入れられるかどうかを考慮する必要があります。
多くの方にとって使い勝手の良い間取りであることが、売却の成功につながります。

③土地の形

「理想の家を建てたい」と考える方のなかには、家へのこだわりから土地選びに予算をあまりかけられなかったケースもあるでしょう。
その結果、形が不規則な土地や、斜面にある土地、細長い「旗竿地」と呼ばれる土地など、あまり人気がなく価格が低めの土地に家を建てることがあります。
これらの土地では、工夫を凝らして住みやすい家を建てることも可能ですが、一般的には使い勝手が悪くなりがちです。
そして、こうした土地の条件は、家を売りたいときにも影響します。
土地自体の価値が低いため、家を売却しても得られる金額が低くなる可能性が高いのです。

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注文住宅を売却する際に押さえておきたいポイント

注文住宅を売却する際に押さえておきたいポイント

注文住宅を売却する際は、以下のポイントをチェックしましょう。

ポイント①周辺環境の変化に注目する

注文住宅を売る際、立地や周辺環境は重要な要素ですが、これらは売主がコントロールできない部分も多いです。
しかし、周辺環境の変化には注意を払うことができます。
たとえば、近隣に新しいショッピングセンターが建設されたり、新しい企業の研究施設が開設されたりすると、その地域の魅力が高まります。
また、アニメの舞台になるなど、文化的な要因で注目されることもあるでしょう。
これらの変化によって数年のうちに周辺環境の評価が大きく変わる可能性があります。
そのため、注文住宅を売却する際には、最適な売り時を見極めることが重要です。
地域の発展や変化に敏感であることが、より良い売却機会を掴むための鍵となります。

ポイント②地盤

日本のような地震が多い国では、家の耐震性は購入の重要な判断基準になります。
もし、所有する注文住宅がしっかりとした地盤のうえに建てられているなら、それは大きなセールスポイントです。
地盤調査の結果が良好であれば、それを積極的にアピールしましょう。
さらに、近年は台風や豪雨による水害のリスクも高まっています。
もし所有する家が水害リスクの少ない地域や地形にある場合、それも大きなメリットとなるでしょう。

ポイント③建築方法

注文住宅がどのような建築方法(工法)で建てられたかは、家を買う方にとって大きな関心事です。
多くの家が採用している「木造軸組工法」、いわゆる在来工法は、日本の住宅市場でもっともポピュラーな方法になります。
この工法で建てられた家は、リフォームがしやすいというメリットがあり、一般的に売れやすいです。
しかし、耐震性を重視する方の場合、鉄骨造や鉄筋コンクリート(RC)造、プレハブ工法といったほかの建築方法が魅力的に映ることがあります。
つまり、注文住宅を売却する際には、その家がどのような工法で建てられているかを明確にし、その工法のメリットをアピールすることが大切です。

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まとめ

注文住宅と建売住宅の違いは、設計にオリジナリティがあるかどうかです。
中古の注文住宅の需要は高まっていますが、デザインや間取りが個性的だったり、土地の形が悪い場合は売却しにくい特徴があります。
売却する際のポイントは、周辺環境の変化や地盤、建築方法をチェックしてメリットを積極的にアピールすることです。
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お客様に寄り添ったご提案をいたしますのでお気軽にお問い合わせください。


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