【2024年版】空き家も防犯対策は必要?狙われやすい家の特徴や対策方法を解説

2024-05-07

空き家も防犯対策は必要?狙われやすい家の特徴や対策方法を解説

この記事のハイライト
●空き家の防犯対策が不十分だと盗難・不法占拠・放火などの危険性を伴う
●犯罪者に狙われやすい家は窓が多い・人通りが少ない・角地にあるなどの特徴がある
●空き家の防犯対策には防犯センサーの設置・窓ガラスへの防犯フィルム・環境づくり・ご近所との交流といった方法がある

親から家を相続したにもかかわらず、空き家として放置されているケースも少なくありません。
しかし、空き家の放置は多くの危険が伴う可能性があるため、もしもの備えとして防犯対策について検討しておくことが大切です。
そこで、空き家の防犯対策が不十分なときの危険性や、狙われやすい家の特徴、防犯対策方法について解説します。
名古屋市天白区、緑区、南区を中心に空き家を所有している方は、ぜひ参考になさってください。

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空き家も防犯対策は必要?不十分なときの危険性について

空き家も防犯対策は必要?不十分なときの危険性について

「相続した家は古く、貴重品も置いていないし防犯対策なんて不要」と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、空き家を放置したままにしておくと、さまざまな危険やトラブルに巻き込まれる可能性が高いため、防犯対策は早めにしておくことが大切です。
ここでは、空き家の防犯対策が不十分なときの危険性について解説します。

危険性①盗難のリスク

空き家の防犯対策が不十分であると、空き家にある家財道具などが盗難被害に遭う可能性があります。
高級品や貴重品以外にも、長年使用してきた家財や、まだ使用できるものをそのまま空き家に放置している方もいらっしゃるでしょう。
久しぶりに空き家に行ってみたら、家財道具が一式なくなっていたといったケースも起こりえます。
空き家の場合、警察に盗難届を提出しても、いつ盗難にあったのかを特定するのが難しいため、解決する可能性は極めて低いです。

危険性②不法占拠のリスク

防犯対策が不十分だと、他人が侵入して不法占拠される可能性もあります。
空き家を適切に管理していないことがわかれば、不審者のたまり場になってしまうリスクもあるでしょう。
家の中を無断で使用されたり、持ち込んだゴミなどをそのまま放置したりして、害虫や悪臭の発生にもなりかねません。
また、もっとも危険なのが不審者との鉢合わせです。
不審者に遭遇してしまうとパニックになり、身に危険が及ぶ可能性があるため、防犯対策は必要といえるでしょう。

危険性③放火のリスク

空き家状態になっていると、放火されやすいリスクもあります。
空き家はとくに人目に付きにくい傾向にあるため、放火犯に狙われるリスクが高くなります。
適切に管理せずにゴミや雑草などを放置しておくと、火災が発生しやすい状況となってしまうでしょう。
また、火災が発生して建物が焼失すれば、警察による現場検証など多大な労力が必要になります。
そして、それに伴う高額な処分費や解体費なども発生します。
火災は所有者だけでなく周辺住民にも大きく被害を与える可能性があるため、早めの対策が必要といえるでしょう。

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空き家の防犯対策前に知っておこう!狙われやすい家の特徴とは?

空き家の防犯対策前に知っておこう!狙われやすい家の特徴とは?

空き家の防犯対策にかかわらず、犯罪者に狙われやすい家には一定の特徴があることがわかっています。
ここでは、犯罪者に狙われやすい家の特徴を解説します。
とくに注意しなければならない家は以下のとおりです。

  • 窓が多い
  • 人通りが少ない
  • 角地にある

それぞれの家の特徴について順番にご説明します。

狙われやすい家の特徴①窓が多い

犯罪者に狙われやすい家は、窓が多い傾向にあります。
窓が多い家は、侵入する経路が多く、また逃げる際の経路が多いといった特徴があります。
そのため、犯罪者に狙われやすくなるのです。
玄関をしっかり施錠していても、窓の鍵をするのを忘れており、窓から侵入されるケースは非常に多いです。
実際に、2014年の警察庁が発表した一戸建てへの侵入手段として、無施錠に次いで多いのがガラス破りでした。
そのため、窓が多い建物は、犯罪者の標的になりやすい特徴があります。

狙われやすい家の特徴②人通りが少ない

人通りが少ない場所に空き家がある場合も、犯罪者に狙われやすい特徴の1つです。
なぜなら人通りが少ない場所に不審者がいても、そもそも人の目に留まることが少ないからです。
犯罪者は、できるだけリスクが少ない家を選んでいます。
そのため、人通りが少なければ、侵入もしやすく家財道具も運び易いといえるでしょう。

狙われやすい家の特徴③角地にある

角地にある空き家も、犯罪者に狙われやすいといえます。
角地が狙われやすい理由は、2つの道路と接しているためです。
たとえば、空き巣が見つかっても2つの道路があれば逃げやすくなります。
空き巣は、事前に逃走経路を確認し、万が一のときでもすぐに逃げれるように下準備をしています。
そのため、逃げ道が多いほど犯罪者にとっては好都合となるわけです。
そのほかにも、角地はどちらの道路からも侵入しやすいため、家に挟まれている建物と比べて侵入されやすい傾向にあります。

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空き家における防犯対策の方法とは

空き家における防犯対策の方法とは

上記でもご説明しましたが、空き家の防犯対策が不十分だと、多くのリスクや危険性を伴ってしまいます。
そのため、今からでもできる防犯対策方法を解説します。

防犯対策方法①防犯センサーや防犯カメラを設置する

1つ目の防犯対策方法は、防犯センサーや防犯カメラの設置です。
防犯センサーは、人の動きを察知して灯りが付き、音が鳴る仕組みになっています。
そのため、周囲に気づかれる可能性が高くなるため、犯罪者に狙われにくくなるでしょう。
また、防犯カメラを設置すれば、万一のときは証拠として残しておくことができます。
さらに見える位置に設置しておけば、防犯対策をしていることをアピールできるでしょう。

防犯対策方法②窓ガラスを防犯ガラスへ交換する

2つ目の防犯対策方法は、窓ガラスを防犯ガラスに交換したり、防犯フィルムを貼ることです。
前述したように、窓が多い家は犯罪者に狙われやすい特徴があります。
そのため窓が多い場合は、窓ガラスを防犯ガラスに交換したり、防犯フィルムを張ったりすることで侵入を防止できます。
フィルムでカバーするだけでも、簡単に窓が割れないためおすすめです。

防犯対策方法③定期的に訪問する

3つ目は、定期的に空き家を訪問し、犯罪者に狙われないための環境づくりをすることです。
たとえば、建物の清掃や修繕、草刈、ごみ拾い、郵便ポストなどを定期的に管理すれば、人が来るかもしれないと警戒するでしょう。
また、定期的に訪問していれば、何か異常があった際も敏感に察知することができます。
空き家が遠方にあり定期的な管理が難しい場合は、不動産会社へ依頼して空き家管理サービスを利用することも可能です。

防犯対策方法④ご近所との交流

4つ目は日ごろからご近所と交流しておくことです。
空き家を定期的に訪問できない場合でも、ご近所の方と交流をとっておけば、何か不審なことがあった際にすぐに知らせてもらえるかもしれません。
そのため、できるだけお隣や近くに住んでいる方と交流を持つようにしましょう。

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まとめ

空き家を適切に管理せずに放置していると、放火や盗難などの被害に遭う可能性が高くなります。
とくに、窓が多い家や人通りが少ない場所に空き家がある場合は、犯罪者に狙われやすくなるため注意しなければなりません。
ターゲットにならないためにも、防犯センサーや防犯カメラを設置したり、適切に管理をして狙われにくい環境づくりを目指しましょう。
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