【2024年版】ペットがいるマンションの査定額は下がる?下がる理由と注意点を解説

2024-06-11

ペットがいるマンションの査定額は下がる?下がる理由と注意点を解説

この記事のハイライト
●ペットによる傷や臭いがマンションの査定額を下げる要因となっている
●売却価格を下げないためには傷の修繕や臭い対策をおこなっておく
●マンションの査定時には立地・築年数・間取りなどもチェックされる

ペットを飼っているマンションを売却しようとした際に気になるのが「査定額に影響するのではないか?」ではないでしょうか。
ペットを飼っていること自体では下がりにくいものの、一般的にはペットによる傷や臭いが付いていることで査定額に影響することはあります。
そこで、ペットを飼っていることがマンションの査定額に影響する理由や、査定額を下げないための注意点とチェックポイントを解説します。
名古屋市天白区、緑区、南区を中心にペットのいるマンションの売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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ペットを飼っているとマンションの査定額に影響する?下がる理由とは

ペットを飼っているとマンションの査定額に影響する?下がる理由とは

一般的に「ペット可」としているマンションと、通常のマンションとを比較すると、ペット可としているマンションのほうが価格が安い傾向にあります。
しかし、ペットを飼っていることが理由だけでは、査定額は下がりにくいといえます。
では、なぜペットを飼っていると査定額が下がってしまうのでしょうか。
ここでは、査定額が下がってしまう理由を解説します。

理由1:傷が付いている

ペットを飼っていると、フローリングや壁にひっかき傷ができていることがあります。
このような場合は、査定額が下がる可能性が高いでしょう。
とくに猫は日常的に壁や床で爪とぎをおこなうため、部屋中が傷だらけになることも珍しくありません。
また、小さい傷でも積み重なれば大きくなりフローリングがめくれてしまうこともあります。
長年にわたって出来た傷は、購入希望者が内覧する際に悪い印象を与えてしまうため、査定時にマイナスされてしまいます。

理由2:臭いが染みついている

ペットを飼っていると、動物独特の臭いが室内に染み込んでしまいます。
この臭いも査定額に大きく影響する原因の1つといえるでしょう。
たとえ毎日欠かさずペットを洗っていたとしても、クロスやカーテンは臭いを吸収しやすいため、どうしても臭いが付いてしまいます。
普段暮らしている買主は気付きにくいですが、内覧に訪れた方にとっては悪い印象を与える可能性があります。
このようにペットを飼育して査定額が下がるのは、傷や臭いによる部屋の劣化のためです。
劣化具合にもよりますが、場合によっては数十万円程度下落することもあります。

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ペットを飼っていたマンションの査定額を下げないための注意点

ペットを飼っていたマンションの査定額を下げないための注意点

前述したように、マンションの査定額はペットによる傷や臭いが大きく影響します。
そのため、基本的には売却する前に修繕などの対策をおこなうのが望ましいといえるでしょう。
ここでは、売却前におこなっておくべき注意点を解説します。

傷は修繕しておく

ペットによる傷は、マンションを売却する前にできるだけ修繕しておくようにしましょう。
とくに修繕すべきポイントは「壁(クロス)」と「床(フローリング)」です。
壁(クロス)が剥がれてしまっている場合の修繕は、瞬間接着剤を使って補修すれば綺麗に壁紙に貼り付けることができます。
また、チューブタイプのものを使用すると、手を汚さずに補修できます。
クロス自体がなくなっている場合は、全く同じ素材のクロスを購入して貼り付けるのが望ましいでしょう。
床(フローリング)の修繕は、フローリングとマッチする木目調のテープを貼って修繕します。
床にへこみがある場合は、補修パテなどを利用してへこみを埋めていくと綺麗に仕上がるでしょう。

臭いは除去しておく

売却前には、臭い対策も忘れずにおこなっておくことが大切といえます。
室内にペットの臭いが残っていると売却時に大きく影響する可能性があるためです。
カーペットやカーテンなどに付いた臭いは、消臭スプレーなどをしても効果が薄いため、思い切って処分するのがおすすめです。
また、壁のクロスに臭いが染みついている場合は、消臭クロスへの張替えを検討しましょう。
消臭クロスは、表面に防臭剤が施してあり、臭いを分解します。
ただし、クロスの張替えは自分で実施するのは難しいため、業者などに依頼することをおすすめします。

汚れがひどく臭いが取れない場合はハウスクリーニングを利用する

ご自身では取り除くことができない汚れや臭いがある場合は、専門業者によるハウスクリーニングを利用しましょう。
ハウスクリーニングであれば、費用がかかるものの気になるペット臭を完全に取り除くことができます。
また、ひどい汚れなども除去してもらえるため、内覧時に綺麗で清潔感がある印象を与えることができるでしょう。
注意しなければならない点は、リフォームまではおこなう必要はないことです。
リフォームは高額な費用がかかるうえに、リフォームにかかった費用を売却時に回収することはできないからです。
そのため、リフォームではなくお手頃価格のハウスクリーニングまでに留めておきましょう。

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ペット以外でマンション査定に影響するポイントとは?

ペット以外でマンション査定に影響するポイントとは?

マンション査定時は、ペットを飼っているかどうかだけでなく、ほかにも多くの要因が査定に影響します。
そのため、ペットを飼っていることがマイナス要素だったとしても、ほかの要素が魅力的と判断されれば査定が高くなる可能性はあるでしょう。
ここでは、マンション査定時にチェックされるポイントを解説します。

①立地

マンション査定時に大きく影響するのが「立地」です。
一般的には、駅から近いほど資産価値が高いと判断される傾向にあります。
また、最寄り駅が快速や特急が停まるなどの主要駅であると、さらに評価は高くなります。
そのほかにも、周辺に買い物施設が充実しているか、病院や学校などの施設があるのかなども重要なポイントです。

②築年数

マンションの築年数も査定額に大きく影響する可能性があります。
基本的には、築年数が浅いほど資産価値が高いと評価されるでしょう。
また、1981年以降に建設されたマンションであるかも重要です。
なぜなら、1981年以前に建てられたマンションは「旧耐震基準」を用いている可能性があるためです。
旧耐震基準で建てられた建物は、新耐震基準よりも基準が低く、かつ住宅ローンが利用できないため売却が難しくなります。
一方で、1981年以降は「新耐震基準」で建てられているため、安全性が高いためスムーズな売却が期待できるでしょう。

③間取り

部屋の間取りや方角も査定時にチェックされるポイントです。
高く評価される部屋の向きは「南向き」で、これは、ほかの部屋と比べて日当たりが良いとされるためです。
また、マンションを探している方は、部屋の間取りも重視します。
当然広いほうが査定は高くなりますが、その土地のターゲットによって査定評価は異なってきます。
そのほかにも、部屋の階数も売却価格に影響を与える要因の1つです。
1階や2階と比べると3階以上の上層階のほうが資産価値が高い傾向にあります。
それは、上層階のほうが眺めや日当たりが良く、かつ騒音なども軽減されるためです。
このように、マンション査定時にはペット以外にもさまざまな要因を総合的に判断して査定額が算出されます。

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まとめ

ペットを飼っているマンションは、ペットによる傷や臭いによって査定額が下がる傾向にあります。
そのため、売却時には傷の修繕や臭いの除去、またハウスクリーニングを利用するなどして対策をおこなっておくことをおすすめします。
なお、ペット以外にも立地や築年数、間取りなども査定時にチェックされることも覚えておきましょう。
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