2024-07-30
不動産売却をおこなうにあたって、大手の不動産会社か、地元の不動産会社か、どちらに仲介を依頼しようか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
不動産売却を成功させるためには、「大手」「地元」のそれぞれの特徴を把握し、ご自身に合った不動産会社を選ぶことが大切です。
そこで今回は、不動産売却をおこなう際、大手と地元のどちらの不動産会社に依頼するのが良いのか、それぞれの特徴や、迷ったときの選び方について解説します。
名古屋市天白区、緑区、南区を中心としたエリアで不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
不動産売却をおこなう際、仲介を依頼する不動産会社は、成約を一緒に目指すパートナーです。
不動産会社は、物件の査定から始まり、売却活動、売買契約、引渡しまで、不動産売買におけるあらゆる場面でサポートします。
不動産会社と一口に言っても、大手の不動産会社や、地元に根付いた不動産会社など、規模はさまざまです。
それぞれに特徴があり、得意としている取引もあるため、ご自身の物件や状況に合った不動産会社を選ぶことが、売却成功の第一歩です。
そこでまずは、大手の不動産会社の特徴や、メリット・デメリットについて解説します。
大手の不動産会社は、全国にチェーン展開していることから、認知度が高い点が大きな特徴です。
また、仲介以外の業務をいくつかの子会社や部署に分けて運営しているケースが多く見られます。
たとえば、賃貸物件の紹介に力を入れていたり、リフォームを扱っていたりなど、専門性を高められるような体制を作ることで、幅広いサービスを提供しています。
大手の不動産会社は、資金力があるため、インターネットや不動産情報誌、テレビコマーシャルなど、さまざまな媒体を使って広告を出します。
また、売主にも買主にも、「大手」という安心感があることから、問い合わせの件数や、内覧会などの集客力がある点もメリットの1つです。
集客力がある点がメリットである反面、抱えている案件数が多いことから、問い合わせなどに対する対応が事務的になってしまう可能性があります。
また、地域の特性まで把握していないこともあるため、地元の不動産市場の動向なども知りたいという方には向いていないかもしれません。
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次に、地元に根付いた不動産会社の特徴や、メリット・デメリットについて解説します。
地元の不動産会社は、その地域の特性に精通している点が大きな特徴です。
大手の不動産会社に比べると、抱えている案件数が少ないため、売却活動中に困ったことがあっても、柔軟に対応できるでしょう。
また、コミュニケーションも密に取りやすいため、じっくりと相談しながら売却を進めたい方に向いています。
地元の不動産会社は、その地域に根付いているからこそ把握できる、エリア情報を買主にご紹介できます。
たとえば、ファミリー層には学区や通学路、学習塾、病院などをご紹介して、物件の住みやすさまでアピールできます。
その地域で物件の購入を検討している方にとっては、生活のイメージができるため、成約に繋がりやすいでしょう。
また、売主にとっても、ターゲット層を絞りやすかったり、地域の特性を活かした販売戦略を立てられたりなど、売却活動のイメージが沸きやすい点もメリットです。
地元の不動産会社は、大手の不動産会社のように広く宣伝しないことが多いため、認知度は低いといえます。
また、先述のとおり、大手の不動産会社は、業務を分散化して専門性を高いサービスを提供していますが、地元の不動産会社は、1つの会社で複数の業務をおこなっています。
限られた社員数で複数の業務をおこなうため、大手の不動産会社に比べて、対応できる案件数は少ないかもしれません。
また、物件の種類によって得意・不得意があります。
たとえば、マンションを売却したいと思っても、一戸建てを得意としている不動産会社もあります。
このように、不動産会社の「大手」と「地元」を比較すると、それぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらがご自身に合っているのか見極めることが大切です。
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不動産会社の「大手」と「地元」の特徴について前章で解説しましたが、「どちらが合っているのかわからない」という場合は、どのようなポイントに注目すれば良いのでしょうか。
そこで最後に、不動産売却をどの不動産会社に依頼すると良いのか迷ったときの選び方について解説します。
たとえば、先述したように、マンションの実績が多く、一戸建ての実績があまりない場合、一戸建てを売却したい方にとっては不安ですよね。
売却したい物件と似たような物件の取引を過去におこなっているか、実績をチェックしてみましょう。
不動産会社の取引実績を確認すると、得意・不得意が見えてくるかもしれません。
得意な種類の物件であれば、過去の経験や知識も豊富であるため、販売戦略も立てやすくなります。
しかし、あまり仲介したことがないような種類の物件については、手続きに時間がかかったりスムーズに進まなかったりする可能性があるため注意が必要です。
不動産売却をおこなう際には、どれくらいの価格で売却できるかを知るために、不動産会社に査定を依頼する必要があります。
そして、査定価格を確認し、その根拠を担当者に聞くことをおすすめします。
たとえば、大手であれ、地元であれ、査定の根拠があいまいだったり、価格がほかの類似物件よりかけ離れていたりする場合は、注意してください。
不動産の販売価格は、査定価格をもとに売主が決めます。
いくらで売り出すのかによって、売却の結果に大きく影響します。
したがって、納得したうえで販売価格を設定するためにも、査定の根拠をしっかり聞いて、パートナーとして信頼できるかどうか見極めましょう。
売却したい物件が、需要が高い人気エリアにある場合は、集客力の高い大手の不動産会社に依頼したほうが、購入検討者からの問い合わせが多いかもしれません。
反対に、地方の限定したエリアにある不動産を売却する場合は、大手の不動産会社では対応していない可能性があります。
そのため、地元の不動産会社に依頼し、その地域に特化した売却活動をおこなったほうが、買主が見つかりやすいでしょう。
また、親から相続した不動産や、築年数が古い物件なども、地元に根付いた不動産会社に依頼するのがおすすめです。
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不動産売却の仲介を、大手の不動産会社と地元の不動産会社のどちらに依頼すれば良いか迷った場合は、まずそれぞれの特徴と、メリット・デメリットを把握することが大切です。
大手の不動産会社は、集客力が高いため、需要が高いエリアにある物件に向いています。
地域の特性を活かしてターゲットを絞り、じっくりと相談しながら取引をすすめたい方や、売却しにくい物件は、地元に根付いた不動産会社に仲介を依頼するのがおすすめです。
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