2024-08-27
中古マンションを売却するときには、内見を成功させることが成約に繋げるコツです。
しかし、内見件数が少ない、あるいは内見には来るけれど成約に繋がらない、といったお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、中古マンション売却が成功したケースの内見件数の平均や、件数が少ないときの対策、また成約に繋げるコツについて解説します。
名古屋市天白区、緑区、南区を中心としたエリアで、中古マンションの売却をご検討中の方は、ぜひご参考になさってください。
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中古マンションの購入を検討する場合、希望条件に近い物件が見つかると、内見を希望する方がほとんどです。
不動産情報誌やインターネットなどで物件を検索し、いくつか候補を絞って検討する方が多く、購入するまでに複数の物件を内見するケースも少なくありません。
したがって、中古マンションを売り出してから複数の購入検討者が内見に訪れることは珍しくないのです。
とはいえ、中古マンションが売れるまでに、どれくらいの内見があるのか、平均的な件数が気になりますよね。
そこでまずは、中古マンションを売却する際の、平均的な内見件数について解説します。
中古マンションの内見件数は、その物件の状態や立地条件、売り出す時期などによって異なります。
内見件数が1件で成約したケースもあれば、30件の内見に応じても売却できない場合もあります。
とはいえ、平均すると、6件~10件の内見で取引が成立することが多いです。
中古マンションの売却には、3か月~半年程度かかるのが一般的です。
平均的な内見件数は6件~10件であることを先述しましたが、たとえば毎週末に1組ずつ内見者を迎えたとすると、2か月~3か月ほどかかります。
内見者がその場で購入を決めるケースは少ないため、売却までに3か月以上かかることを想定しておく必要があります。
もし売り出してから3か月ほど経っても内見件数が平均より少ない場合は、内見件数をアップさせる対策を考えてみましょう。
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中古マンションを売り出してから時間が経過しても、なかなか内見希望が入らない、内見件数が平均より少ない場合は、購入検討者の選択肢から外れている可能性があります。
その理由として、ほかの類似物件より魅力を感じられないのかもしれません。
そこで、以下のような対策をしてみましょう。
中古マンションを売却する際には、値下げ交渉を求められるのが一般的です。
したがって、値下げを見越し、売却価格より少し高めの価格で売り出すケースが多いです。
しかし、その価格が市場相場より高いと、購入を検討してもらえません。
なぜなら、インターネットで物件を検索する場合、ほとんどの方が価格の上限を決め、購入可能な価格の範囲内で物件を選ぶからです。
購入検討者も、おおよその市場相場を把握しています。
たとえば、「3LDKでこの立地ならこれぐらいの価格だろう」といったように、価格帯を選択して検索する方も多いです。
間取りや立地条件が希望条件に合っていても、販売価格が市場相場より高いと、物件の情報が検索にヒットしないため、目に留まらない可能性もあるのです。
中古マンションの売買には、取引が増える繁忙期があります。
それは、4月に転勤や進学などで引っ越す方が物件を探す、1月~3月上旬です。
この時期は、ほかの時期に比べて売却しやすいため、売却にスケジュールを合わせられるのであれば、1月~3月上旬に販売し直すのも対策の1つです。
不動産情報誌やインターネットには、数多くの物件情報が掲載されています。
そのなかで目を引かないと選択肢に入らないため、ほかの物件より魅力的な広告を作ることも大切です。
たとえば、写真を多く掲載したり、ターゲットに向けたキャッチコピーを添えたりすると良いでしょう。
最近は、室内をモデルルームのように演出する「ホームステージング」が注目されています。
家具や観葉植物などで室内を飾った写真を掲載するのもおすすめですよ。
内見希望が入るのは、週末が多いです。
内見希望が入ったときに売主の都合がつかないと、ほかの物件に流れてしまう可能性があります。
中古マンションの売却は、買主とのタイミングが合うか合わないかも重要なポイントです。
売主の都合がつかないことで、売却のチャンスを逃すようなことにならないためにも、売却期間中は、週末の予定を空けておくことをおすすめします。
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人気エリアの物件は、平均より内見件数が多い傾向にあります。
なかには購入を検討していない方が見学程度に訪れるケースも少なくありません。
したがって、内見件数ばかりを気にする必要はないでしょう。
しかし、売り出してから3か月ほど経っても成約に至らない場合は、内見時の対応に問題があるのかもしれません。
そこで、以下のような対策を講じてみてください。
内見件数が多くても、成約まで至らない原因として考えられるのは、物件の印象が良くないことです。
「思っていた物件と違った」「汚れが気になる」など、悪い印象を与えている可能性があります。
したがって、内見時の印象を良くするために、内見準備を徹底しましょう。
まず室内の整理整頓、清掃をしっかりおこなってください。
とくに、水回りは生活感が出やすい箇所です。
汚れがこびりついて落ちない場合は、ハウスクリーニングを利用するのもおすすめですよ。
また、室内に染みついたにおいは、住んでいる方は感じなくなっている可能性があります。
とくにタバコやペットのにおいなどは染みついていることが多く、外から入ってきた方が不快に思うかもしれません。
清潔感をだすために室内の換気をおこない、においがひどいようであればカーテンやカーペットを洗ったり、消臭スプレーを使ったりなど、におい対策もおこないましょう。
「物件は気に入ったけれど売主の対応が不快だった」という理由で、成約に至らないケースも考えられます。
中古マンション購入時には、前の所有者がどのような方かも、気にする方が少なくありません。
売主がだらしない格好で出てきたり、不愛想だったりすると、購入意欲が損なわれてしまいます。
したがって、内見当日は、身だしなみを整えて、快く内見者を迎えるようにしてください。
玄関に清潔なスリッパを置いたり、カーテンを開けて部屋を明るくするなど、ちょっとした心遣いをすると、内見者からの印象が良くなります。
購入検討者は、1日に数軒の物件を内見することも少なくありません。
気持ち良く見学できる空間づくりを心掛け、ほかの物件との差別化を図りましょう。
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中古マンションを売却するときには、6件~10件の内見に対応するのが目安だといわれています。
また、売却までには3か月~半年程度かかるのが一般的であるため、売り出してから3か月ほど経過しても平均より内見件数が少ない場合は、価格や広告、時期などを見直してみましょう。
内見件数が多いのに成約に至らない場合は、清掃やにおい対策など内見準備を徹底し、内見当日は快く内見者を迎えることが大切です。
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